エクステリアさくらで、お客様の暮らしをデザインさせていただいております、高橋(仮名)でございます。
昨日は、佐藤(仮名)さんが、秋晴れのお庭で楽しむ「スポーツの秋」について、とても元気な記事を届けてくれました。お庭で汗を流す、太陽の下での“動”の楽しみ。本当に素敵でございますね。
そして、太陽が沈んだ後。 空気が澄み渡り、月や星が、一年で最も美しく輝いて見える「秋の夜長」が訪れます。 わたくしは、この“静”の時間を、お庭で過ごすことこそ、大人だけに許された、何よりの贅沢ではないかと感じるのでございます。
今日は、その美しい夜空を主役にするための、**お庭の「光のデザイン」**について、お話しさせてください。
その壱:主役(夜空)を輝かせるために、「あえて照らさない」勇気
美しい夜空や月を眺めたい時、お庭全体が煌々と明るすぎては、台無しでございます。 わたくしたちがご提案するナイトガーデンは、決して「明るくすること」が目的ではございません。 主役である夜空の美しさを際立たせるために、あえて**「心地よい暗がり」**をデザインいたします。
お庭全体を照らすのではなく、必要な場所、見せたい場所だけに、そっと光を配置する。 その「光と闇のコントラスト」こそが、空間に奥行きと上質感を生み出し、星の瞬きを、より一層、美しく見せてくれるのでございます。
その弐:「安全」という名の、おもてなしの光
夜のお庭で、まず、わたくしたちが確保しなければならないのは「安全」でございます。 昨日、元気に走り回ったお子様が、夜、リビングからウッドデッキに出ようとして、足を踏み外してしまっては大変です。
わたくしたちは、お部屋からお庭へと続く動線上に、**足元灯(フットライト)**を、計算して配置いたします。 決して眩しくなく、しかし、確かに足元の安全を確保してくれる、優しい光。 それは、ご家族を、そして訪れるお客様を、夜の闇からそっと守ってくれる、無言の「おもてなし」の光なのでございます。
その参:「風景」という名の、芸術の光
安全が確保されたなら、次はいよいよ、夜のお庭を一枚の「絵画」へと変える魔法でございます。
リビングのソファに座り、ふと窓の外に目をやった時。 そこに、真っ暗な闇が広がっているのではなく、息をのむような美しい風景が広がっていたとしたら…。
わたくしたちは、お庭のシンボルツリーや、こだわりの塗り壁を、アップライトで下からそっと照らし出すことをご提案いたします。 光を浴びて、昼間とは全く違う、幻想的な表情で浮かび上がる一本の木。 葉の一枚一枚が、まるでステンドグラスのように輝き、その影が、壁にゆらゆらと映し出される。 それは、ご家族だけの、生きたアート作品となります。
わたくしたちが、ここ所沢でご提案するエクステリア工事は、決して、昼間だけのものではございません。 昨日、佐藤さんがご提案した、太陽の下での「元気な時間」と、 今日、わたくしがお話しした、月明かりの下での「静かな時間」。
その両方を、同じ場所で、豊かに味わうことができる。 それこそが、本当にデザインされたお庭が持つ、奥深い価値なのだと、わたくしは信じております。
温かい飲み物を片手に、ご家族でそっと夜空を見上げる、そんな特等席を、ご一緒に創ってみませんか。



