週末が残していった、小さな"宝物"。-月曜日の朝に思う、お庭と家族の時間のお話-

エクステリアさくらの事務所で、皆様のささやかなお手伝いをしております、木村(仮名)でございます。

秋晴れの、賑やかな週末が過ぎ、事務所には、いつもの静かな月曜日の朝が戻ってまいりました。 ブログ担当の佐藤(仮名)さんも、週末にお子様と楽しまれたのでしょうか、朝から元気な声で、お客様からのお電話に対応しております。

昨日の、佐藤さんのブログ、皆様もご覧になられましたか? お庭で見つけた「秋」を使って、ハロウィンの飾りを作る、なんとも楽しそうなご提案でございましたね。 わたくしも、思わず、目を細めて読んでおりました。 泥んこになった、あの日の小さな手(10月22日の記事)が、今度は、糊(のり)と、真っ赤な落ち葉で、ベタベタになっている。 そんな、想像するだけで微笑ましくなるような、ご家族の温かい光景が、目に浮かぶようでございます。


ふと、思うのでございます。 お子様が、夢中になって作った、その落ち葉のお面や冠。 それは、今頃、お家のどこかに、誇らしげに飾られているかもしれません。 けれど、その葉は、あと数日もすれば、パリパリに乾いて、色褪せて、やがては土に還っていく、とても「儚(はかな)い」宝物でございます。

今週末にやってくるハロウィンも、きっと、あっという間に過ぎ去っていく、一夜の楽しい夢のようなものでございます。

ご家族の「思い出」とは、えてして、そのような、儚く、形には残らない、けれど、何物にも代えがたい「時間の輝き」そのものなのかもしれません。


そして、わたくしは、そこにこそ、わたくしどもの仕事の、本当の「意味」があるのだと、感じるのでございます。

ご家族が創り出す、その「儚く、かけがえのない思い出」とは、対照的に。 わたくしどもが創るものは、とても「永く、確かな」ものでございます。

職人の鈴木(仮名)が、台風が来てもびくともしないようにと、地面深くにコンクリートで固めた、あのフェンスの基礎。 プランナーの高橋(仮名)が、ご家族が10年後、20年後も、心から「心地よい」と感じられるようにとデザインした、あのウッドデッキの動線。

わたくしたちが、ここ所沢の地で手掛けるエクステリア工事とは、 皆様の、その「儚く、美しい思い出」が、 何よりも安全で、何よりも安心できる、頑丈な「舞台」の上で、 心置きなく、美しく繰り広げられるようにと、 その土台を、誠心誠意、お創りすること。


落ち葉のお面を作った、あの楽しい週末の舞台もまた、わたくしどもが創らせていただいた、安全な「お庭」であったなら。 これに勝る喜びはございません。

新しい一週間が、始まりました。 皆様の、かけがえのない日常という名の「舞台」を支えるため、わたくしたちも、今週もまた、心を込めて、仕事に励んでまいります。

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