「収穫」と「美しさ」は、共存できます。-プランナーがご提案する、"ポタジェ"という名の豊かなお庭-

エクステリアさくらで、お客様の暮らしをデザインさせていただいております、高橋(仮名)でございます。

秋も深まり、まさに「実りの秋」でございますね。 昨日は、佐藤(仮名)さんが、お庭でユズやレモンを育てる、とても楽しそうな「夢」について、お話ししておりました。 その前の日には、職人の鈴木(仮名)が、その夢を叶えるための、何よりも大切な「土」について、熱く語っておりました。

確かな「土台」と、育てる「夢」。 その二つが揃った時、わたくしは、お客様にもう一つの、とても素敵なご提案をさせていただきたくなります。

「家庭菜園は、素敵だけれど、お庭が“畑”のようになってしまって、ごちゃごちゃするのは、少し…」 そんな風に、ためらっていらっしゃる方にこそ、お伝えしたい。 「収穫」と「美しさ」は、同じ場所で、完璧に共存できるのでございます。


その壱:「畑」ではなく、「ポタジェ」という発想を

わたくしたちがご提案するのは、単なる「野菜畑」ではございません。 フランス語で「菜園」を意味する、**「ポタジェ(Potager)」**という考え方でございます。

これは、野菜やハーブ、果樹、そして草花を、**美しく混植(こんしょく)**する、いわば「観賞」と「収穫」の両方を目的としたお庭のこと。 そこは、作業をするだけの場所ではなく、眺めて美しく、歩いて楽しい、五感すべてを満たしてくれる「食べる庭園」なのでございます。


その弐:「額縁」で、野菜たちをアートに変える

「でも、野菜って、どうしても生活感が出てしまいませんか?」 そのお悩みを解決する魔法が、空間をきっちりと区切る**「額縁(がくぶち)」、すなわち「レイズドベッド(立ち上げ花壇)」**でございます。

わたくしたちが手掛けるエクステリア工事では、レンガや天然石、あるいは枕木(まくらぎ)調の素材で、土のスペースを美しく縁取ります。 この「額縁」があるだけで、そこに植えられた野菜たちは、不思議と、ただの作物ではなく、計算されて配置された「アート」のように、その表情を変えるのです。

土が流れ出すのを防ぎ、芝生との境界もくっきりとする。 そして何より、少し高さを出すことで、土いじりの作業が、格段に楽になるという、優しさも備えております。


その参:「草花」と「ハーブ」を、名脇役として

「ポタジェ」の主役は、もちろん野菜たちです。 しかし、その主役を最高に輝かせるために、草花ハーブといった、名脇役の存在が欠かせません。

例えば、レタスの緑色の隣に、パンジーの鮮やかな紫を。 例えば、トマトの足元を、害虫が嫌うと言われるマリーゴールドの黄色で彩る。 あるいは、花壇の縁取りを、一年中緑を保ってくれるローズマリーのラインで引き締める。

色とりどりの葉や花が、野菜と共に植えられている景色は、収穫が終わって少し寂しくなった場所さえも、美しくカバーしてくれます。


わたくしたちが、ここ所沢の地でご提案するエクステリア工事は、常にお客様の暮らしの「豊かさ」とは何かを、問い続けております。

ご自身の手で育てた、安全な野菜を収穫する喜び。 そして、その菜園が、リビングから眺める一枚の美しい絵画にもなっているという、心の満足感。

その二つを、同じ場所で叶えることができるのが、「ポタジェ」という名の、お庭の究極の贅沢なのかもしれません。 皆様も、そんな「美味しくて、美しい」お庭づくり、始めてみませんか。

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