エクステリアさくらで、お客様の暮らしをデザインさせていただいております、高橋(仮名)でございます。
秋晴れの日が続き、一年で最も、外の空気が心地よい季節となりました。 昨日は、佐藤(仮名)さんが、わが社の職人、鈴木(仮名)が手掛けた頑丈なフェンスによって生まれた「お外リビング」の楽しさについて、とても嬉しそうにお話ししておりましたね。
皆様も、カーテンを開け放して、お庭とひと続きになった空間で、どんなことをしようかと、想像を膨らませていらっしゃるかもしれません。
では、そのプライベートな空間を、本当の意味での「お部屋」…例えば、書斎や、ダイニング、あるいは、心安らぐラウンジに変えるために、最後に必要なものは、何だと思われますか? わたくしは、それこそが**「ガーデンファニチャー(お庭の家具)」**の魔法なのだと、考えております。
その壱:「居場所」をデザインする、という魔法
わたくしたちが、エクステリア工事でウッドデッキやタイルデッキを創ったとしても、その時点では、まだ、そこは美しい「舞台(ステージ)」でしかございません。 その舞台の上に、どんな「家具」を置くかによって、初めてその場所の「役割」と「物語」が生まれるのです。
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家族みんなが集うダイニングテーブルセットを置けば、そこは、秋刀魚を焼いたり、お鍋を囲んだりできる、最高の「アウトドアダイニング」に。
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ふかふかのクッションを置いたラウンジソファを置けば、そこは、夜風にあたりながら、お酒や読書を愉しむ、ご夫婦だけの「セカンドリビング」に。
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そして、たった一脚、ご自身のお気に入りのアームチェアを置けば、そこは、誰にも邪魔されず、物思いにふけることができる、あなただけの「書斎」に。
家具とは、その空間に「居場所」を創り出し、人を優しく招き入れるための、大切な仕掛けなのでございます。
その弐:「素材」が語る、暮らしのスタイル
「お外の家具は、すぐに傷んでしまいそう…」 そんなご心配を、よくお聞きいたします。しかし、最近のガーデンファニチャーは、美しさと、耐久性を兼ね備えた、素晴らしいものがたくさんございます。 大切なのは、お客様の「暮らしのスタイル」に、どの素材が寄り添ってくれるか、見極めることでございます。
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人工ラタン(樹脂製) リゾートホテルのような、上質な雰囲気を持ちながら、雨風に強く、お手入れが簡単なのが魅力です。忙しい毎日の中でも、いつも美しい空間を保ちたい方に、お勧めでございます。
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天然木(チーク材など) 本物の木が持つ、温かい手触りと、重厚感は、何物にも代えがたい魅力がございます。職人の鈴木(仮名)が「道具の手入れ」について語っておりましたが、木製の家具も同じ。時折オイルを塗り込むような「育てる楽しみ」を愛せる方に。時間と共に、美しい銀色へと変化していく様も、また格別でございます。
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アルミ・スチール シャープで、モダンな空間がお好きな方には、金属製の家具も人気がございます。ただし、秋風の中では、少しひんやりと感じるかもしれません。温かみのあるクッションや、ひざ掛けと組み合わせて、季節感を愉しむのが上級者でございますね。
わたくしたちが、ここ所沢の地でご提案するエクステリア工事は、ただフェンスやデッキという「構造物」を創るだけではございません。 その先にある、お客様の「こんな時間を過ごしてみたい」という、言葉にならない夢を、形にすること。
一脚の椅子が、その夢への、最初の一歩になることもございます。 皆様の暮らしに、最高の「特等席」を、ご一緒にデザインさせていただけましたら、幸いでございます。




