こんにちは! エクステリアさくらのブログ担当、佐藤(仮名)です♪
9月に入り、お店には秋の味覚が並び始めましたね。そして、9月といえば、大切な「敬老の日」があります。 皆さんは、おじいちゃん、おばあちゃんに、どんなプレゼントを贈るか、もうお決まりですか?
素敵な贈り物を探すのも楽しいですが、「いつでも安心して遊びに来られる場所」を用意してあげることも、最高のプレゼントの一つかもしれませんよね。
でも、ふと我が家のお庭を思い返してみると… 「あれ、玄関までのアプローチ、少しデコボコしてて危ないかも?」 「リビングからお庭に出る段差、おばあちゃんには、ちょっと高すぎるかしら…」 なんて、ヒヤッとすること、ありませんか?
今日は、そんなお庭に潜む“危ない”を“安心”に変える、三世代みんなが笑顔になれる、優しいお庭づくりのヒントについて、お話ししたいと思います!
チェックポイント①:玄関までの道のりは、安全な"レッドカーペット"ですか?
お家を訪ねてくれるおじいちゃん、おばあちゃんを、一番最初にお迎えする玄関までのアプローチ。ここが、一番転倒の危険が多い場所でもあります。
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頼れる相棒「手すり」 門から玄関ドアまで、頼れる手すりが一本あるだけで、歩く時の安心感は全く違います。最近では、お家の雰囲気を壊さない、木目調のおしゃれなデザインの手すりもたくさんあるんですよ。
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階段を「スロープ」に もしスペースに余裕があれば、階段の横に緩やかなスロープを作ってあげるのも、最高の思いやり。車椅子やシルバーカー、そして、ママが押すベビーカーでも、お出かけがぐっと楽になります。
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滑りにくい「床材」 雨で濡れたタイルは、ヒヤッとするほど滑りやすいことも。表面がザラザラした滑りにくいタイプのタイルや、自然な凹凸のある洗い出し仕上げのコンクリートなど、足元に優しい床材を選ぶことも、大切なポイントです。
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夜道を照らす「足元灯(フットライト)」 夜、暗い足元を優しく照らしてくれる照明は、安全のためにもはや必須アイテム!センサー付きなら、自動で点灯してくれるので、とっても便利で安心です。
チェックポイント②:お庭への一歩、「よっこいしょ」になっていませんか?
リビングからお庭を眺めて、「きれいだねぇ」と、そこで終わってしまっていませんか? 窓からお庭へ出る、その一歩の段差が、おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、大きな壁になっているのかもしれません。
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段差をなくす魔法「ウッドデッキ&タイルデッキ」 リビングの床の高さと、ほとんど同じ高さでウッドデッキやタイルデッキを作ってあげれば、室内と屋外がひと続きのバリアフリー空間に!「よっこいしょ」がなくなり、お庭にもっと気軽に出てくれるようになりますよ。
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優しい一段「ステップ(踏み台)」 大きなデッキを作るスペースがなくても、大丈夫。幅が広くて、安定した**ステップ(階段)**を一段設けてあげるだけでも、お庭への出入りは、驚くほど安全で楽になります。
チェックポイント③:お庭での楽しみ、あきらめていませんか?
「昔は、よく花を育てていたんだけど、もう屈むのがしんどくてねぇ…」 そんな風に、大好きだった趣味をあきらめてしまっているおじいちゃん、おばあちゃんはいませんか?
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座って楽しむ「レイズドベッド(立ち上げ花壇)」 地面から数十センチ、レンガや枕木で高く囲った花壇なら、椅子に座ったままでも、楽な姿勢で土いじりを楽しめます。「もう一度、一緒に花を植えたい」そんな願いを叶えてくれる、魔法の花壇です。
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お孫さんを見守る「特等席のベンチ」 お庭の木陰に、背もたれと肘掛けのある、しっかりとしたベンチを一つ置いてあげる。それだけで、お孫さんが元気に遊ぶ姿を、ゆっくりと見守ることができる、最高の特等席が生まれます。
いかがでしたか? 「バリアフリー」と聞くと、少し大掛かりに聞こえるかもしれませんが、その本質は、ご家族への、ほんの少しの「思いやり」をデザインすることなのだと、わたくしは思います。
おじいちゃん、おばあちゃんが安心して過ごせるお庭は、実は、小さなお子様にとっても、そして、いつか年齢を重ねる私たち自身にとっても、一番安全で、一番優しいお庭なのですよ。
今年の敬老の日は、「いつでも安心して、遊びに来てね」の言葉と一緒に、優しいお庭の計画をプレゼントしてみてはいかがでしょうか? ご相談、いつでもお待ちしております!